2004.07 07

07/07
6月を書いたと思ったんだけどな…。
ま、そんな訳で久々の日記です。

久々続きで悪いのですが、小説を一つアップしました。
新作は
こちら

あとがきを書こうかどうしようか迷ったのですが、とりあえずここで暴露してしまおうかな。なんて思ってます。
まず、構想に1ヶ月。きっかけは、ありがちな『夢』でした。
その時は、ボロい家の中に迷い込んだ少女と冴えないオヤジでした。
その一コマから始まり、オヤジは『信之』となり、いつのまにか教授になってました。
恋愛には『嫉妬』と『容姿』がつきものであり、『悠』(本当は名前も決まってなかった)に恋愛させる為には、そうするしかなかったんです。
設定には、『ミツル』も『東雲助教授』も『衛藤』もいませんでした。
一番重要な『紗夜』ですらいませんでした。

土壇場で決めた名前とキャラですね。その辺は信之かも…。
信之が何故女性を受け付けないのか。始めは、『天然ボケ』だから。でも表現するに当たって、私自身天然だったので、無理があることに気付いたのです。
信之モテモテのシーン、本当はハゼの泥沼で研究の手伝いをする、という設定でした。
着飾った悠に気付かない信之、更に泥だらけになると言う屈辱を味あわせようと思ったのですが、先へ進まなかったんです。
冴えない研究の中に信之目当ての女性たち、嫉妬する悠。なんだかありがち?
だんだん嫌になり、数回書き直した挙句全て消去してしまいました。
で、出来上がったのが文化祭でした。ミツルがいなきゃ、二人きりになれませんものね。
で、色々な噂があると言う事で登場したのが、東雲助教授。
わかっちゃいるけどやめられない、女性たちの恋愛感情を表現したかったのがありました。
結局は、さらっと流してしまいましたが。
衛藤は、クールに見る二人の仲介役にしたかったのです。
と言うか、孤独な悠の味方についてしまいましたね、最終的には。いいヤツです。

今更ではありますが、この作品のテーマは『切ない想い』でした。
悠をどう表現するか、信之の想いはどこにあるのか、そればかりを考えてました。
単なる『好き』ばかりでない恋愛。それを理解してもらうには、どうしたらいいか。
それが、一番重要でした。

私自身が体験したことでもありました。
その人とは偶然出会い、突然別れました。お互いの幸福を祈って。
だから、悠と信之には幸せになって欲しかったんです。
ラストがああなってくれて、満足かな。
信之には特定のモデルがいません。ただし、声は最初から、声優の『井上和彦』に決まってました。
落ち着いた雰囲気のある人と言ったら、この人しか知らなかったので…。
悠は、結局私自身です。若い割には色々考えて勘が良かったりしますが、不遇な境遇の中で培ったもの、と思って下さい。
そんな訳で、私の中では珍しく色々思考し、練った作品で、私自身は気に入ってます。

ようやく、小説が終わりました。
いやー、書き終わるまでの間は気が気じゃありません。
各場面ごとに浮かぶ物が消えてしまわないうちに書き、表現する。一瞬前のことが思い出せなかったりする。
年ですか?(笑)
宅○便は御中元真っ盛り。こんなに贈らなくったっていいじゃないか、と思ってしまうこの頃。

Y氏からメールが来て、今日は大変でしたと。報告せんでもいい!
明日が憂鬱です…。

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